FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

主夫の怒り

140423.jpg
ようやく夏コミ用マンガ2作目のネームづくりが軌道にのってきました。
ちょっと余裕ができたので、午後から近所のスーパー数件に買い物に行ってきました。
ウチの近所では火曜日が特売日です。

ところが、そこでここのところひっかかっていた怒りがついに頂点に!
はっきり言って巷は「便乗値上」げだらけです。
例えば、3月まで「税込」880円だったポークウインナー1kgが、今日行くと「税別」880円の表記になっています。これって明らかに値上げですよね。
もし増税分のみ価格転嫁するのであれば、税別838円じゃないとおかしいです。原価ベースで42円も値上げ…
もちろん、豚のエサや加工費用、運搬費用などにも消費税がかかる場合がありますから、ある程度の時間差で原価も上昇するかもしれませんが、今実際に目にする値上げ幅は本当に純粋に消費増税だけの影響なのでしょうか?
消費税を3%上げたら、税込販売価格が10%も上昇するなんて(上のウインナーの例)…もし、そもそも消費増税がそういったものなのだとしたら、絶対に許すべきではなかったはずです。

4月当初は、税抜表示額が、前月までの税込表示額よりも安いものが(当然のことながら)多かったのに、ここにきて、程度の差はあれ、どこのスーパーでも、従来の税込価格と同額の税別価格を表示する例が非常に多くなってきています。
どう見ても便乗値上げ…実際、消費者センター等にも、訴え、指摘、苦情が殺到しているそうですが、しかし…よく考えると政府機関がこれらにまともに取り合う気はないことは明白です。たまたまコスト増、原価増による「正当な」値上げが、この4月に重なっただけだと…

だって、厳格に増税分の値上げしか認めないなら、実質的な物価は全く上がらないことになり、政府の掲げる「デフレ脱却」「インフレ誘導」に矛盾するからです。
これまでなら、例えば豚肉業界が値上げしようとしても、「じゃあ鶏や牛や魚を食べるから」ということになって、その業界が大打撃を受けるので、どこも値上げができない…そこで消費税増税のどさくさに全業界が便乗値上げをすれば、消費者は逃げ場がなくなって、高いものでも買わざるを得ない。

正当であれ不当であれ、政府にしてみれば「この増税のどさくさに、みなさん値上げしちゃって下さ~い!」というのが本音であって、便乗値上げやってもらってなんぼと言っていいほどの勢いです。
しかしそのやり方は、私などのような「主夫」から見れば非常にアンフェアに見えます。
政権を担当する連中が最も守りたい「自由経済」「資本主義経済」のルールに照らしてもアンフェアです。
だって、消費増税に伴って、お客を確保するための増税分の「値引き」や「安売り」を法的に禁止しているのです。なのに一方で便乗値上げはウエルカムなんて、本来の自由経済体制における価格決定原理に、下方にだけしばりをかけるという、まさに掟破りです。

でも、これで物の値段が上がり、企業収益が上がり、働き手の給与が上がれば、ええんじゃないの?…と政府は言います。
はたしてそうなりますか?
企業は今まで値上げしたくてしたくて、でもできなくて、かなり我慢してきました。で、この増税期のどさくさにいくらか値上げできてホッと一息…でも自分が経営者なら、これまで我慢してきた分を取り戻しただけで、この増収分をすぐに労働者に還元する余裕なんてないと考えます。
販売価格が上がるだけでなく、販売量(総売り上げ額)がある程度継続的に伸びていかないことには、職員への還元は考えにくいです。

結局経済を良くするというのは、点ではなくある程度の期間で、消費者が「たくさん買いたい」と思うしかありません。
しかし今回のような、「高いものでも買わざるを得ない」という形での「増税便乗インフレ」は、結果的にはインフレ誘導にはつながらないのではないでしょうか?

今のインフレ誘導はあまりにも「まずインフレにしちゃえばなんとかなる」という短絡思考が気に入りません。
むしろ「結果的にインフレ方向に向かう」ような施策を打たねばならないのに…(まあ、そういった「資本主義の特効薬」みたいなアイデアは非常に難しいのは確かですけどね)

今後ある程度の期間継続的に「物を買っていきたい」「たくさん買っていきたい」という機運が高まらない限り経済好転は難しいでしょうし、それが無理ならデフレがデフォルトとなるのも、資本主義社会に生きる者の宿命として甘受すべきではないかとさえ思えます。

現実問題として、この「便乗値上げウエルカム政策」は、あまりいい結果は生まないのではないかと感じはじめています。
せっかく経済が上向いてきたので、ある程度の物価上昇は我慢しなければ…と、つい数日前までは思っていましたが、こんなひどい便乗値上げの無法地帯を目の当たりにすると、主夫である私はいやおうなしに「もうあまり物は買いたくない」「できるだけ安いものを最低限買うようにしなければ」と痛烈に感じています。
私がそうならば、同じように感じる主婦や労働者が日本で何万、何十万、何百万にのぼるか…これはもうアウトかなと思わずにはおれません。

増税と物価上昇をセットにするやり方は、消費者にとっては目に見えて「負担によって負担を増やす」やり方であり、ダブルの負担増がよくわかるだけに、消費者の怒りを買う結果になります。
「今は消費増税がどうしても必要なんだ!」…ということであれば、欲張って二兎も追わずに、増税分値引き禁止期間と同じ期間限定で、3/31を基準日とした価格からの増税分以上の値上げを禁止する措置をとるべきでしょう。
それであれば、消費者の納得も得られると思います。
「いや、物の価格はいろんな要因で変化するものであり、国が価格を統制するのは共産主義の手法だ」…と政治家は言うかもしれません。ならば値下げ禁止だっておかしいじゃないですか。そのあたりが「アンフェア」だというのです。

誰だって負担増はいやです。でも我慢すべきこともあるのも事実です。けれど人に我慢を求める時に、そのやり方が「公正さを欠く」「フェアでない」というのは、最もやってはならないことだと思います。
そんなやり方するんなら、こっちだって国家や社会よりも我が家の家計防衛を優先させてもらうわ!ってことに当然なってゆきます。資本主義社会では、物の値段を決めるのは国でも企業でもなく、最終的には消費者の「意識」なのですから。
エラい人は「消費税や物価が上がったって、どんな貧乏人も物を買わずには生きれないんだから」とタカをくくっているかもしれませんが、それは主婦(夫)の逆襲をあまりにも甘く見ているのではないでしょうか?
支出を切り詰め、食費を抑え、贅沢を控えて徹底的に値上げ分を負担してたまるか!と、すさまじい知恵と努力を見せるのが主婦(夫)の本分です。

みんなで経済を良くしよう!という前向きな意識を持ち始めた消費者にとって、このアンフェアで不誠実なインフレ政策は最も卑劣な裏切り行為に映るでしょう。
消費者を甘く見たインフレ政策が、主婦(夫)の怒りの牙によってズタボロになる日も、そう遠くないかもしれません。
少なくとも、私は怒り狂っています!もう明日から徹底的に家計を引き締めに入ります。
(掲載の写真はイメージです)
スポンサーサイト
[PR]

[PR]

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

katsuo8740

Author:katsuo8740
コスチュームフェチサイト「カツオ私設ギャラリー」を主催するカツオの近況報告スペースなので、一応「アダルト」ジャンルではありますが、メインはアニメ(その他)関連のよもやま話(独善的「語り」)です。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
フリーエリア
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。