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広島の旅(2日目・呉)

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旅行二日目は、同行者なしの完全な単独行動だったので、艦これ提督にとっての聖地中の聖地、呉港に聖地巡礼の旅に出かけました。
JR呉駅では、電車の発車ミュージックに「宇宙戦艦ヤマト」がかかります。

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駅からまっすぐに港エリアへ歩行者専用の回廊が作られていて、すごくわかりやすいです。
そしてその回廊の突き当たった所にあるのが「大和ミュージアム」(呉市海事歴史科学館)です。

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建物の前には旧日本海軍の戦艦「陸奥」のパーツがオブジェのように野外展示されています。
41cm主砲の砲身のあまりの巨大さに圧倒されます。
長門型の主兵装を無理から金剛型に装備しても、うまくフィットしないのもうなづけます(艦これユーザー用コメント)。

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大和ミュージアムの呼び物は、この1/10スケールで再現された「戦艦大和」です。
1/10なのに、沢山人が載れそうなほど巨大です。

しかし、提督的にはその他の展示、解説内容も興味深いものが多く、たっぷり2時間以上かけて館内を回りました。
第二次大戦当時、日本・・・というか世界でも最大級の海軍造船基地のあった呉港。
そこで建造された海軍艦艇は130隻以上です。
特に大和、長門、扶桑、赤城、蒼龍など、なだたる巨大艦がこの呉出身ということからも、いかに大規模な工廠だったかがわかります。

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艦これ提督さんなら「これか」とすぐにわかる、「46cm砲用91式徹甲弾」の実物も展示されています。

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沢山の模型や写真の中には、ゲームでおなじみの艦艇も沢山含まれています。
反射的に「艦娘」たちの顔が浮かぶので、なにか嬉しくなる半面、「彼女」たちがたどった悲しい最後を思うと、すごく哀しくやるせない思いも感じました。
しかもそれぞれの解説に記された、沈没時の犠牲者の数の多さ・・・駆逐艦でも数百人単位。大和などの戦艦にいたっては、数千人もの水兵さんたちが、艦と共に命を落としています。
「人の命を弾丸や燃料のように消費する」・・・神風特攻隊や人間魚雷「回天」などはもちろんのこと、どんなに美化しても、あの戦争そのものが結局はそういうことであったという事実が、胸を締め付けます。

今は海戦をゲームで楽しめる時代になりました。だからこそ、実際の戦争とそれにつながる準備行為は愚かな事だと感じます。
戦艦や兵装は過去のロマンでいいのです。軍備と兵器で「平和が守れる」なんてまやかしを信じ込んでしまう心は、それこそまさに「平和ボケ」だと思うのです。
きっかけはゲームでも聖地巡礼でもいいので、より多くの人が「戦争や兵器によらない平和をいかにして目指すのか?」について考えるきっかけになれば・・・大和ミュージアムを巡りながら、そう願わずにはおれませんでした。

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大和ミュージアムのガラス張りのテラスからは呉の港が見渡せるのですが、すぐ隣のレストランにこんなのぼりを発見して、昼食はここで食べることにしました。
私の嫁艦である駆逐艦「五月雨」、その名前を引き継いだ海上自衛隊の護衛艦「さみだれ」の艦内で食べられている「海自カレー」を忠実に再現したものが食べれるのだそうです。
提督としては、これを食べない訳にはいかないでしょう。

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サラダ、ウインナー、ゆで卵、フカフカのナン2枚が付いて、1,280円です。
少し高いかな?と思いつつ、カレーを一口食べてびっくり。うまい!うますぎる!
どう表現したらいいのでしょう。辛過ぎず、甘いわけでもなく、風味がしっかりしていて味わいが深い。
でも決して食べにくい訳ではなく、大人から子供までだれでも喜びそうな味。これはすごいと思いました。
しっかり牛肉の塊が入っていて、これが柔らかく、甘みもあって、超美味しい!
なんなのよ、これ! こんな美味しいカレー食ったことない!
さすがは「さみだれ」ちゃんのカレーだと、感動のうちにお腹もふくれました。

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大和ミュージアムの道路を挟んだ向かい側には、巨大な潜水艦があります。「てつのくじら館」(海上自衛隊呉資料館)です。
まずは潜水艦の下をくぐって、本館の建物に入ります。自衛隊のPRも兼ねているので、入場は無料です。
第一展示室では、海上自衛隊発足のきっかけとなった「掃海作業」(機雷除去)について詳しく解説されています。
戦後から朝鮮戦争期にかけて、日本近海の機雷除去がいかに大変な作業であり、日本の掃海技術と装備が世界でもトップクラスとなった経緯などが非常によくわかりました。

次の展示室では、海上自衛隊発足時から今日までの潜水艦の変遷や、潜水艦の構造、原理などについての解説がなされていました。
特に狭い艦内での勤務形態や日常生活、食事などについて、詳しく展示されていたのが興味深かったです。

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そしてこの施設の目玉は、実際の海上自衛隊の潜水艦内部を見学できることです。
本館ビルよりも大きな潜水艦は、作りものではなく、実際に運用されていた退役潜水艦「あきしお」を陸に揚げて展示しているのです。
見学できるのは、艦の中ほどから生活エリアを抜けて指令室までの限られた部分ではありますが、非常に興味深かったです。
戦時中の伊号潜水艦やドイツのUボートなどに比べると、外観的にはかなりずんぐりとした巨大な艦に見えますが、それでもやはり内部はかなり狭苦しく、長期間の隠密任務はさぞや大変なのだろうと感じました。

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指令室では、実際に操縦席に座って操舵主になりきることもできます。

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また、潜望鏡をのぞくこともできます。
潜望鏡の映像ははめこみではなく、実際にレンズを介して呉港の様子を見ることができ、見る方向を変えることもできます。
とても貴重な体験をすることができました。

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海上自衛隊のマスコットキャラ。なかなかいい感じのおねぇさんです。
ちなみに航空自衛隊は「元気な同級生」タイプ、陸上自衛隊は「かわいい妹キャラ」タイプでした。もえ~

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フェリーターミナルでは「呉艦船めぐり」という遊覧船があり、その日最後の回に参加できました(約30分、1,300円)。
私はオープンの2階席、最前列の「かぶりつき」で遊覧を楽しみました。

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かつて戦艦大和を建造したドックの場所は、現在は造船部品工房の白い建屋になっていて、「大和のふるさと」という看板が掲げられています。
このあたりでは現在、世界最大級のタンカーの建造が行われています。
大和の全長が250m程度ですが、その1.5倍の360m級の超巨大タンカーが次々建造されていて、2隻が海上で仕上げ工程中、さらにもう1隻が陸上ドックで組み立て中でした。

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タンカーを過ぎると、海上自衛隊呉基地の埠頭となり、呉配属の艦艇の一部が停泊中です。
遊覧船は結構な距離まで接近して、見せてくれます。
これは、呉基地配属の艦の中で最大の、航空戦艦・・・ではなくてヘリコプター搭載護衛艦「いせ」です。
なお、4月からはこの「いせ」と入れ替わりに、さらに巨大な最新鋭艦「かが」が配属されるとのことです。

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この日は潜水艦4隻が停泊していましたが、日本の保有する潜水艦の半分以上が、この呉の所属だそうです。

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駆逐艦・・・ではなく、最新鋭護衛艦「いなづま」なのです!
後部の格納庫にはヘリを収納できます。
艦首単装主砲、シーウス近接防空システム、シースパロー発射口・・・など、兵装について船内アナウンスで詳しく解説してくれます。

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港の背後の高台には、旧日本海軍呉鎮守府・・・現在の海上自衛隊呉総監部の赤レンガの建物が見えます
まさに「艦これ」に出てくる鎮守府そのものです。
ただ、急に押しかけても簡単に内部見学させてくれるような場所ではないでしょうから、今回は船からの眺めだけにしておきました。

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結局今回は、港湾エリアだけの見学で1日終わってしまいましたが、とても充実した時間を過ごすことができました。
艦船の格好よさも、戦争への反省の念も、ともに深くした1日でした。
実はまだ、呉を舞台にした劇場アニメ「この世界の片隅に」を見ていないので、ぜひこの映画をみてから、今度は呉の町並みなども見学してみたいと思いました。
<3日目につづく>
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katsuo8740

Author:katsuo8740
コスチュームフェチサイト「カツオ私設ギャラリー」を主催するカツオの近況報告スペースなので、一応「アダルト」ジャンルではありますが、メインはアニメ(その他)関連のよもやま話(独善的「語り」)です。

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